2016年10月22日土曜日

Good Riddance グリーン・デイ (Green Day)

アメリカでは卒業式などで使われることが多い曲なんだとか。なるほど歌詞を見ると,主人公が自分の運命を受け入れる曲なので,そういう機会に相応しいように思われますが,本当にそうでしょうか?「Good Riddence(厄介払いができた,イヤなヤツがいなくなった)」というタイトルを額面通りに受け取れば,別の意味であるような気もします。
I heard this song's often used in a graduation ceremony in the U.S.  Looking at the lyrics, it's seems to be a song in which the narrator accepts what is happening to them.  That's pretty suitable for such an occasion.  But is it?  Taking the title "Good Riddence" literally, it means something else.
Good Riddance  (Green Day)

[Acoustic Intro]

[Verse 1]
Another turning point, a fork stuck in the road
Time grabs you by the wrist, directs you where to go
So make the best of this test, and don't ask why
It's not a question, but a lesson learned in time
[Hook]
It's something unpredictable, but in the end it's right
I hope you had the time of your life

[Verse 2]
So take the photographs, and still frames in your mind
Hang it on a shelf in good health and good time
Tattoos of memories and dead skin on trial
For what it's worth it was worth all the while *

[Hook]
It's something unpredictable, but in the end it's right
I hope you had the time of your life

[Violin Break]

[Hook x2]
It's something unpredictable, but in the end it's right
I hope you had the time of your life

[Verse 1]
ここがまた人生の分かれ道,先端が枝分かれしたフォークが道に刺さってる
時間に流されて,これから進んでいく道が,否応なく決まってく
だったらつべこべ言ったりせずに,精一杯の力を出してこの試練に臨むんだ
文句言っても仕方ない,それよりも後から役に立つことを,ここでしっかり身に付けろ

[Hook]
人生でこれから何が起こるのか,それは全然わからないけど,最後にはこれでいいって思えるはずだ
お前にも楽しかったって思って欲しい

[Verse 2]
思い出を写真の中に焼きつけて,そいつをお前の心の中の,額縁に納めておいて
棚に写真を飾るみたいに,幸せな時に思い出してくれ
体に入れたタトゥみたいに思い出は消えないし,辛い思いで傷ついたけど
俺に言わせれば,そいつにもいつだって意味ならちゃんとあったんだ

[Hook]
人生でこれから何が起こるのか,それは全然わからないけど,最後にはこれでいいって思えるはずだ
だからお前にも,楽しかったって思って欲しい

[Violin Break]

[Hook x2]
人生でこれから何が起こるのか,それは全然わからないけど,最後にはこれでいいって思えるはずだ
だからお前にも楽しかったって思って欲しい

(補足)

* For what it's worth・・・これはあくまでの私の意見ですが,こんなことを言っても[しても]効果[価値]があるかどうか分かりませんが

(余談)

リードで述べたように,このタイトルを字義通りに受け取るなら,これは破局ソングであり,主人公が自分自身に対して「悪いことばっかりじゃないぞ,今回のことで確かに傷ついたけど,それだってきっと意味がある。楽しかったことがなかったわけじゃないんだから,そんなことで悩んでないで,ここから何かを学んで教訓にして,元気を出してこれからの人生を生きていけ」と励ましているような気がします。

が,なにしろ相手はあのGreen Dayです。そんなわけないねと考えるのは私だけではないはずです。

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