2018年3月16日金曜日

Everybody Loves Somebody ディーン・マーティン (Dean Martin)

この曲の出だしは「みんな誰でもどういうわけか,誰かのことが好きになる(Everybody loves somebody SOMEHOW)」であり「誰かのことが好きになる,そういう「時期」がみんなにあって(sometime)」ではないと思っていたので,この曲は10代によくある罪のないバカな片思いを大人の視点から見たものだと思っていました。
I have believed the opening of this song was "Everybody loves somebody SOMEHOW" not 'sometime'.  So I thought this song's about an innocent but silly infatuation or crush in our teens seen from the perspective of an adult.
Everybody Loves Somebody  (Dean Martin)

Everybody loves somebody sometime
Everybody falls in love somehow
Something in your kiss just told me
My sometime is now

Everybody finds somebody someplace
Theres no tellin' where love may appear
Something in my heart keeps sayin'
My someplace is here

If I had it in my power
I'd arrange for every girl to have your charm
Then every minute every hour
Every boy would find what I found in your arms

Everybody loves somebody sometime
And although my dream was overdue
Your love made it well worth waiting
For someone like you

(If I had it in my power)
I'd arrange for every girl to have your charm
(Then every minute every hour)
Every boy would find what I found in your arms

Everybody loves somebody sometime
And although my dream was overdue
Your love made it well worth waiting
For someone like you
(Everybody loves somebody sometime)

誰かのことが好きになる,そういう「時期」がみんなにあって
なぜか夢中になるものだけど
キスしてたらわかったよ
今がその「時期」だって

たとえどんな人だって,どこかで誰かに出会うけど
どこで恋が芽生えるか,それは誰にもわからない
それなのにこんな気がして仕方ない
ここがその「どこか」だよって

不思議な力があるのなら,やってみたいことがある
お前の魅力を世の中の女の子にも配ってやって,みんなに分けてやりたいよ
そうすれば,いつだってどんな時でも
世の中の男はみんな,お前を抱いている時の,この感じを味わえるから

夢に描いていたことが,なかなか叶ってくれなくて,諦めていたけれど
お前に優しくされてると,待った甲斐があったって,そんな風に思えるよ
こんな相手に会えたんだから

(不思議な力があるのなら,やってみたいことがある)
お前の魅力を世の中の女の子にも配ってやって,みんなに分けてやりたいよ
(そうすれば,いつだってどんな時でも)
世の中の男はみんな,お前を抱いている時の,この感じを味わえるから

誰かのことが好きになる,そういう「時期」がみんなにあって
夢に描いていたことが,なかなか叶ってくれなくて,諦めていたけれど
お前に優しくされてると,待った甲斐があったって,そんな風に思えるよ
こんな相手に会えたんだから
(誰かのことが好きになる,そういう「時期」が誰にでもある)

(余談)

・・・が,いわゆる「恋の高揚感」を歌っているという点では,それがsomehowであろうがsometimesであろうがさほど大差はないということに和訳した後で気が付きました。

それはともかく,人間には「仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め,反証する情報を無視または集めようとしない傾向(確証バイアス)」があります。

例えば,苦労して(あるいは大金を支払って)手に入れたものを評価する際には,それには価値があるはずだと思い込み,そのプラス面ばかりを評価し,マイナス面には気づきにくくなるといったことです。

歌詞の内容から判断するにこの主人公,この相手に出会うまで,恋愛方面ではあまりぱっとしなかったように思われます。苦労の末にやっと巡り合った最初の「彼女」です。

・・・この主人公の気持ちが「確証バイアス」でないことを祈ります。

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